こんにちは。
全ての部屋をざっと紹介するシリーズが終わったので、リノベーションするうえでこだわった点について書いてみたいと思います。
最初のこだわったシリーズは『お風呂』です。
下の階には寝室と同じ部屋にお風呂があります。
あまり寝室と一緒にしたくはなかったのですが、いろいろ検討した結果ここしかなかったというのが寝室と一緒にした経緯です。
条件としては、窓が欲しかった、くらいでしょうか。
一番のポイントとしては日本のように洗い場と湯船が一つの部屋になっていること。
手前のガラスのドア部分から水は出そうと思えば出せますが、シャワーを浴びるときにそこまで水は届かないので完全に閉鎖された空間ではありませんが、今のところ問題はありません。
湯船について。
日本の湯舟には排水口は一つしかないと思いますが、こっちは二つあるんですよね。
なので湯船で『ざっぶーん』はできません。
ざっぶーんにならないようについてるので当たり前なんですが。
湯船の上の辺りにある排水口は選べないので、床面にある排水口が湯船の真ん中に無いものを選びました。
これはうろ覚えなんですが、湯船はマラガって名前だったような気がします。
真ん中にあると入った時に気持ちが悪いと思うのですが、そうじゃない人もいるってことですよね。あんなにたくさんの真ん中排水口の湯舟が世の中にあるってことは。
湯船の長さは170cmにしました。
これでもがんばって小さいのを探したんです。
もっと小さいものもあったのですが、湯船にドアが付いていてっていう面白いものくらいしか私には見つけられなかった。
理想はもっと短くて、深さがあるものだったのですが、私にはこれが限界でした。
追い炊き機能ももちろんないので、なるべく小さいものでお湯が冷めにくいものを探していました。
ドイツのTOTOにも相談しに行きましたが、当時は日本のしゃべるお風呂は売っていないとのことでした。
欲しかったなー(´・ω・)
建築家に湯船のところにシャワー付けないの?って何度も確認されました。
湯船内でシャワーを浴びないことをすぐには理解してもらえなかったっていう思い出があります。
湯船の掃除をするときは隣のシャワーを使うから心配しないでねって何度も説明しました。
この湯船にシャワーがついている家はヨーロッパによくありますが、特に湯船内にシャワーホースが浸かってしまう作りになっているものは私は好きではありません。
シャワーホースと一緒にお風呂につかりたくない(;'∀')
ホテルなんかもそういうところありますよね。
あとはニーシェです。
たぶん日本だとニッチって言うんだと思う。
後付けでシャンプー等を置く家具は取り付けたくなかったのでニーシェも大満足です。
このシャワーの部分でこだわった点はすっきりした水栓。
全てKeucoです。
これは水回りの工事をしてくれた会社の社長さんのおすすめをそのまま採用しました。ありがたい。
毎日夜中までカタログを見まくった思い出があります。
水回りは夫ではなく私の担当だったのでいろんな会社のカタログを見ました。
他にこだわった点は排水口の位置です。
私は立ってシャワーを浴びるのですが、その時に足の下に来るような排水口がすごく嫌なのでシャワー側に排水口を付ける一択です。
排水口を踏みながらシャワーを浴びたくない。
真ん中にあるのが一番排水しやすいのは理解できるんですがなんせ気持ちが悪いので(・_・)
こういう日本風のお風呂を作る際に何度も言われたことは、ここは日本のように軟水ではなく硬水だからお風呂から出たら全部拭きあげないといけないんだよ、です。
ここを作るときに私はすでに8年ドイツにいたのでそれはわかっていました。
掃除大変だよ、って言われていましたが、実際に5年生活してみて大変と思ったことはありません。
私の掃除方法:出たらシャワーでザーッと流しながら湯船をスポンジで掃除し、スクイージーで床と壁をシャシャっとし、拭き掃除用の古いバスタオルで全体を拭く。
洗剤も使ったことがありませんがそれなりにきれいを保てていると思います。
日本のお風呂のほうが湯船についているパネルを外したり、鏡に付いた鱗を落としたり大変そうだなって思います。
パイプユニッシュとかしなくていいし。
※訂正。パイプユニッシュではなく、ジャバって言いたかった↑
(お風呂に鏡いる?って思っている一人ですw)
乾燥している地域なので日本より乾くのが早いのではないでしょうか。
床暖房をつけています。全面ではありませんが電気の床暖房を付けました。
AEGです。
では。