こんにちは。
エピソード6はこちら↓
Cちゃんの家に遊びに行った次の日は楽しみにしていた観光です。
現地の人がどういう生活をしているか気になりますよね?
朝ごはんに藁ぶき屋根のほうのテラスに行ったらみんなもうバスで観光に出かけちゃった後でした。えー、聞いてない。
で、私たち夫婦と、同じく知らされてなかったフランス人女性(名前失念Fちゃんとします)の3人でホテルが手配してくれたタクシーで出かけることにしました。
タクシーで町まで行って、町の中に入る道路で私たちの車は警察に止められました。
警官が複数人荷物検査のようなことをしていたんです。
ドライバー(若い男性)、夫、Fちゃんは車から降りました。私は降りても何もできないので後部座席に乗ったままでした。
警官はドライバーと話して『彼が持っている保険はお客さんを乗せられるものではないから罰金を払いなさい』と言いました。
ドライバーが払える金額ではなく(20ユーロくらい)結局夫が払いました。
私は払った証拠をもらうように言ったのですが、そんなのあるわけないじゃん、言うだけ無駄って夫に言われました。
あの20ユーロはあの警官のポケットに入るだけだよ、と。
車に戻ってFちゃんは『なんでお客さんじゃなくて友達って言わないの!?』って抗議してました。
気を取り直して、観光はドライバーさんにお任せしていたのですが、最初にホテルに連れていかれました。ここは?と聞いたらこないだテロにあったところ、という回答。
み、見たくないけど…
とりあえず3人でホテルに入ったら受付の人に、こんにちは、ご用は?と当然聞かれたので何でもないですと言って出ましたw
ドライバーさんに別のところに行きましょうと言って、ミュージアムとか市場がいい、と希望を言いました。
最初から希望を言うべきでしたね。
ミュージアムは先住民族の衣装や歴史を見られる博物館で、建物はそこに最初に建てられたフランス風の建物を使用していました。
先住民がどうやって暮らしていたか、身分によって違った衣装などを見ながら上の階に行くと当時のバスルームもありました。
広めの部屋に今と変わらないトイレとバスタブでした。
博物館は説明してくれる人が付くのでその人と一緒に回ります。
最後にある写真の前で止まって、先住民はフランス人を食べてたと話していました。
私はフランス人二人の少し後ろにいたのですが、ものすごくショックを受けている二人がかわいそうすぎて不謹慎ですがちょっと笑ってしまいました。
まぁ、あり得るでしょう、食べるくらいって私は思うのですが、想像もしなかったのかな。
最後にその話でミュージアムを出て二人とも気分が悪そうでしたよ。
ミュージアムの前には青空絵本屋さんが出ていたので、Fちゃんはそれを、私はミュージアムの横にあるお土産屋さんを見ました。
続く